今年もやってきた、2017年のクリスマス。街は騒がしく、人々はプレゼントを買い求める。
ドイツでも毎年恒例の、シュトレン、レープクーヘン、グリューワイン・・クリスマスマーケットも賑わっている。
私は特に何も買わないことにしようと思った。誰かに何かを贈ることもしていない。
いつもと同じように過ごそうと・・。
それより、より一層、自分の心を整えて、静謐な生活をさらに極めようと。
自分の欲を満たすようなクリスマスであってはいけない。
そこで、たいしたことはないのだけれど、自己満足程度なのだけれど、
路上に座っている、家のない人、食べることに困っている人に、少しだけ寄付をしてみる。
ありがとう・・と言われて、少し嬉しくなる。
こんな少しの寄付で感謝の言葉をもらえるということが、すごいと感じる。
1回カフェに行くより、少ない金額を数人に寄付をするという簡単なこと。
誰でもできるのに、ほとんどの人がやっていないということ。
ケーキを食べても、身体にあまり良くないし、カフェをしたからって、なんということでもない。
1回でもそんなことをやめてみて、寄付をすればいいだけ。
でも、街では、クリスマスとばかりに、食べたり飲んだり、プレゼントを交換したり。
みんながクリスマスを楽しんでいるので、あえて、真逆をしてみる。
真逆をしてみると、色々と見えてくる。渦にまきこまれていないから。
今年のクリスマスは、自分の心を聖なる日、Holy day にしてみよう。
そして、心から願ってみる。
この世界が美しくなりますように。
将来の子供たちのために、世の中が少しでも良くなりますように。