疲れて何もしたくなかったり、やる気が出ないときってありますよね。
そんなときのおすすめのクラシックのピアノ曲をご紹介いたします。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番です。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番 アルゲリッチ、クラウディア・アバト指揮 ベルリンフィルハーモニー
曲の出だしがとても豪快かつ壮大な感じではじまります。
途中は、とても優雅なメロディーになります。
バブル時代、仕事がとても忙しかったとき、毎週日曜日はこれを聞いて過ごしました。
疲れがいつも吹っ飛びました。
目をつぶりながら、30分くらいベットやソファーなどで、横になりながら聴くといいですよ・・。
どんなイメージが浮かんでくるでしょうか・・・。
バイカル湖のようなイメージが浮かんでくるのですが・・。(行ったことありませんが・・)
2回繰り返して聴いて、それも、横になりながら聴いていると、1時間くらいになりますが、
非常によいストレス発散ができ、その後は、やる気と充実感がでてきます。
クラシック曲のおすすめな聴き方としては、曲やメロディーに自分の心、気持ちを乗せて行くことです。
また、好きな風景を思い浮かべながら、曲にあわせて聴いて行くことです。
もし、途中で飽きてしまうようなら、それは、曲に乗っていないということです。
ですので、机に座って聴くより、ごろ・・んと横になって、1時間くらい聴くことをおすすめします。
素敵なチャイコフスキーのピアノコンチェルトをお楽しみください。
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23は、ピョートル・チャイコフスキーが、友人のモスクワ音楽院院長のニコライ・ルビンシテインに刺激を受け、初めて作曲したピアノ協奏曲である。
- 第1楽章Allegronon troppo e moltomaestoso – Allegro con spirito、変ロ短調→変ロ長調
- 雄大な序奏と変則的なソナタ形式の主部からなる。非常によく知られた序奏はシンフォニックで壮麗であるが、この序奏主題はこの協奏曲の残りの部分では二度と再現されず、協奏曲全体で特異的な位置を占めている。ソナタ形式の主部は3つの主題を持ち、第1主題はウクライナ民謡のリズムに基づいたものである。Poco meno mossoで第2主題がクラリネットで、さらに第3主題が変ニ長調で提示される。ピアノの華麗な装飾を伴って両主題が確保されると、第3主題から始まる展開部に入り、クライマックスが形成されてゆく。再現部は第2主題の再現ののちにカデンツァに入る。カデンツァは第3主題の再現を兼ねており、再び第2主題が現れてカデンツァが終わると、オーケストラで第3主題が奏され、そのまま短いコーダに入って雄大に曲が閉じられる。
- 第3楽章 Allegro con fuoco、変ロ短調→変ロ長調
- 自由なロンド形式で、A-B-A-B-A-B-Coda(A)の構造をとっており、ソナタ形式の原理の応用も見られる。第1主題はやはりウクライナ民謡に基づいている。第1楽章の序奏主題のテンポが第3楽章のコーダ直前の副主題の再現と(ほぼ)一致するため、演奏家及び聴衆は未曾有の達成感が得られる。